■遊城十代 「ガッチャ!楽しいデュエルだったぜ☆」

フェイバリットカードがわりと一杯ある本作主人公。
「融合」を得意とし、いくらでも事故りそうなE・HEROオールスターデッキをデスティニードローで難なく使いこなす。が、反面「融合」が引けないと翔にも負けたりする(実話)。つまり多分本番に強い。
あらゆる物事を「なんとかなるだろ」で乗り切る究極の能天気さを持つ。
これが原因で仲間に対して無闇にドライな対応をする事が多々ある。

同時にこの能天気さが隠しているのは「駄目かもしれない」と思ったが最後、何もできなくなる根性の無さであり、実はそんなに強い子ではない。(むしろ最弱?)
※「能天気」「根性無し」はTURN-177でユベルが言ったセリフです※
十代の強さがどこにあるかと言えば、それは引きの強さの源でもある絆の力、「仲間を信じる」という一点のみ。
だからこそ十代は、仲間のために強くなる「ヒーロー」なのだ。
そんな十代の多分最上級の憧れの的がカイザー。
「アカデミアの帝王カイザー」は、十代にとって、初めて直に触れ合った「本物のヒーロー」だったのかもしれない。
その亮がヘルカイザーになったのを目にしても憧れを捨てない十代は、やはり優しい。繊細と言われるのも頷ける。(※TURN-156)
3期の一件で自分の影響力を自覚し、少しだけ考えて行動するようになったが、十代の本領が能天気さにあることには変わりない。
そんないきさつで「デュエルキングになる」「一番はオレ」等の発言は、アカデミアの枠に収まりきらなかったために、遊戯との卒業デュエルという
ぱっと見意味が分からない最終回で回収された。
十代にとって、デュエルは楽しまなければ意味が無い!
この場合、「人生」と書いて「デュエル」と読むのを忘れてはいけない。
どんな主人公より主人公らしい彼の将来は、ヒーローという名のニート。
子どもに「お父さんは何する人?」とか言われて「宇宙を救う人よ」って答える明日香が見える\(^o^)/
職業:さすらいのデュエリスト(正式名称:ヒーロー)

■主力カード
E・HERO フレイム・ウィングマン
初期に使っていたフェイバリットカード。
フェザーマン(男性)とバーストレディ(女性)の融合体なあたりに、こっそりユベル(両性具有)への変わらぬ思いが読み取れるような。
記憶は消せても心までは消せないって吹雪さんが言ってた。
覇王が使うと「E-HERO インフェルノ・ウィング」になる。
個人的には十代のカードの中では、いわく「明るいカード」なシャイニング・フレア・ウィングマンが一番好きだったりする。
E・HERO ネオス
2期以降の主力カード。
もともと海馬コーポレーションの企画に応募するため十代がデザインした。
使命とか正しき闇の力とかいろいろうるさいKY。
本人的にはいいのだろうが視聴者にとっては嫌というほど働かされている。
ただ主力カードが変わらないのは、十代の人間としての「軸」が固まってきた証拠なのだろう。コンタクト融合の「素体」なのも多分そのせい。
ユベル
父さんの買ってくれたフェイバリットカード。
十代の前世の友人で、覇王を見守るため十代を守護していたが、過保護がヤンデレとして発現してしまい、十代に心を入れ替えるようネオスと同時に宇宙に打ち上げられるが、裏目って究極のヤンデレになって帰ってきた。
十代と二人の世界を作り上げるため十二次元世界の統一を願っていたが、ユベルの本来の願いは「十代を守ること」のみであり、十代自身が覇王と超融合させることによって丸くおさめた。
これからはよきパートナーとして十代を支えていくことであろう。
がんばれ明日香。
ハネクリボー
十代の相棒。
伝説のデュエルキング・武藤遊戯からもらった、まさに天使。
とにかく十代の望みを叶えるために行動する、まさに天使。
十代のためなら壁クリボー扱いも厭わない、まさに天使。

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