TURN-118 恐怖!毒蛇王ヴェノミノン
■本放送:07/01/10
■脚本:吉田伸■絵コンテ:辻初樹
■演出:Lee Kyoung Soo■作画監督:Lee Ok Mi/Jang Hyoung Seok
ほぼ一年ぶりに続いてみる。コブラの過去。

■Aパート

ユベル(男性):十代を苦しめろ。そうすれば、お前の望みは叶う。
    コブラ:仰せの通りに。


「十代を苦しめろ」って、直球だなユベル…。

ヨハン:まずい、コブラのモンスターには、
      毒の耐性があるけれど、十代のヒーロー達は、
      どんどん毒に侵されていくぞ!
 剣山:タチの悪いフィールドだドン。
  翔:コブラの性格、もろに出てるっす!
 十代:(これって、無茶苦茶ヤバい気がするぜ)


翔はそれを言うほどコブラの性格を知っているのかと(笑)
剣山の「ドン」と「ざうるす」の使い分け誰か教えて\(^o^)/
…気分かな…。

   (コブラが毒蛇王ヴェノミノン召喚)
ヨハン:(なんだ…あの悪意に満ちたモンスターは)
ルビー:るびー!るびぃ。
コブラ:ふふふ。
ヨハン:(俺にも見えない精霊が、コブラには取り付いている)
   (デュエル中略)
ヨハン:プロフェッサー・コブラ!
   (ヨハンの声に十代とコブラが振り向く)
ヨハン:プロフェッサー・コブラ、次のターンの前に、聞かせてくれ。
    あなたの真の目的はなんだ。何をたくらんでいる。
    俺には見える。あなたには、どす黒く、
    恐ろしい精霊が取り付いているのが。
    それが、あなたの黒幕なのか!


見えないのか見えるのかどっちだよ!(笑)
「見えない精霊が取りついているのが見える」んですね分かります。分かりにくい(笑)
ユベルの黒い影、十代には見えてないのかな??
ばたんきゅーしてる万丈目がいたら見えたんだろうか。

コブラ:私は、何もたくらんでなどいない。
 剣山:嘘つくなザウルス!
  翔:それじゃあ、デスデュエルでみんなが倒れているのは、
    なぜなんすか!
コブラ:私は、奇跡を起こそうとしているだけだ。
 十代:奇跡?
コブラ:そう。この方の力によって。
   (コブラが左腕を見せる)
 ジム:What!?
ヨハン:鱗!?
 剣山:なんで鱗が生えてるドン!
コブラ:私はかつて、ある国の特殊部隊にいた。
    我々はあのとき、極秘任務であるものを調査に行った。
 十代:あるもの?
コブラ:それが何かは、我々も知らされていなかった。
    長官の命令に従い、極秘に回収することが任務だった。
アモン:それが…お前か。
コブラ:だが…。
  ―回想斜体―
     パイロット:駄目だ、コントロールができない!
            (嵐でヘリ墜落)

コブラ:生き残ったのは、私一人だった。
    私は一人、任務を遂行した。
  ユベル(リック):来てくれたんだね…助けて…。
           (ユベルの左腕が這って来る)
       コブラ:…!?
  ユベル(リック):お前なら…来てくれると思っていた…。
           お前持ってるもの…いちばん深い…
           だから、助けてくれる…。
       コブラ:なんのことだ。
  ユベル(リック):お前の中の…心の闇…。

アモン:心の…
 十代:闇?
  ユベル(リック):会いたいんだろう?
          (リックの幻影が現れる)
       コブラ:!? リック!
          (コブラが幻影に触れると
           粉々に砕け散ってしまう)

 十代:リック?
コブラ:あの子は、私の人生を救ってくれた、天使だった。
          (任務終了直後に赤ん坊のリックを
           見つけて守るコブラ)

コブラ:あの子は、いつでも私を救ってくれた。
    殺伐とした私の人生の中で、
    あの子の成長だけが生き甲斐だった。
          (幼いリックに土産を渡すコブラ)
       リック:うわぁ。
           デュエルモンスターズがほしいって言ってたの、
           覚えててくれたんだね!
       コブラ:ちゃんと、おばちゃんたちの言うことを聞いて、
           いい子で留守番してたんだろう?
       リック:うん、ありがとうパパ。大事に使うよ!えへへ。
          (カードが風に飛ばされる)
       リック:あぁ!
          (リックが道路に飛び出す)
       コブラ:リック!!
       リック:ああ。
          (リックがバスに轢かれそうになる)
       コブラ:リックー!!!!


コブラがリックにカードを土産にしてるのを見ながら、きっと十代がユベルをもらったときもこんなシチュエーションだったに違いないと思うのは間違いでしょうか…orz
千年リングもお土産だったなぁ。
しかし風でカードが全部飛んで、まったく車通りの無い道に飛び出してバス(多分)が来る、っていう交通事故の図が、ご都合主義満載でちょっとシュールです…(笑)
あそこで普通の車じゃなくてバスっぽい大型車なのは、ぼかしたけど怪我なんて生易しい結末じゃないからな!ということだろうか。どうでもいいですねすみません。こういう作業で一時停止とかしまくりながら見てると、ほんと細かいことまで目に留まるもので…orz

■Bパート

ユベル(リック):会いたいんだろう?会わせてやろう。
         僕を、助けてくれたら…。

    (言葉を失うみんな)
 ヨハン:あなたの気持はわかる。けど、だからって、
     学園の生徒たちがどうなってもいいのか!
 コブラ:ああ構わんさ。私は、あの子に再び会えるのなら、
     どんなことでもする。
  ジム:Unbelievable!
 ヨハン:死者が蘇るわけはない。そんな話を、信じるなんて!
 明日香:どうかしてるわ!
  剣山:(小声で)丸藤先輩、行くドン。
   翔:え、行くって。
  剣山:コブラはどうかしてるドン。あんな奴につきあって、
     まともにデュエルする必要は無いザウルス。
     ここは力づくでも。
   翔:分かったっす。
  剣山:後ろに回るザウルス。
    (ユベルの眼が光る
     フィールドから蛇が出て足止めされる)
  剣山:うわっ、
   翔:何これ!
  ジム:どうした!
 ヨハン:何!?
 明日香:あぁ!
  十代:なんだ!?
   翔:うわぁぁ、蛇、蛇、蛇!
  剣山:ソリッドビジョンザウルス!ビビる必要はないドン!
  ジム:Don't move!これは、ソリッドビジョンじゃない。
    (カレンがジムの背中から飛び降りる)
剣山&翔:うわぁ。
 カレン:うがぁ!
    (カレンが蛇を追い払う)
   翔:ありがとうカレン。
  剣山:助かったドン。
 ヨハン:見ろ!
  ジム:こっちもか。
  剣山:これじゃ、身動きできないドン。
 明日香:信じられない。ソリッドビジョンが実体化するなんて。
 コブラ:ふふふふふふ言っただろう。
     あの方の力は奇跡を起こすとね。さぁ、これで邪魔は入らない。
  十代:(っ、早くこの毒沼をなんとかしないと…。
      このフィールドさえ消せれば)


死者が蘇るわけはない…相棒の死者蘇生封じリスペクトですね分かります。
悲しみ故に狂ったコブラ…を、「どうかしてる」の一言で片づけられるリアリストな剣山(笑)
でもその思いつきはユベルの力の前にあえなく撃沈。というか剣山と翔仲良いな!(笑)

       翔:アニキ…。
     明日香:十代。
      ジム:絶体絶命か…。
     ヨハン:がんばれ、十代。
     コブラ:さぁ、どうした遊城十代。貴様の言うとおり、
         デュエルを楽しもうじゃないか。ふははははは!!
      十代:(コイツ、マジでつえぇ。
         コイツ相手に楽しむ余裕なんて、全くねぇ…!)
ユベル(リック):へへへへ、十代、遊城十代。
         もうすぐだよ、もうすぐ僕が
 ユベル(女性):会いに行くからね。僕の愛しい、
 ユベル(男性):遊城十代、十代。


ユベルの呼び声で次回に続く。

100714
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